横浜総合医学振興財団は、横浜市立大学医学部創立５０周年記念事業の一つとして、平成４年４月に設立されました。
設立趣旨として「若手の医学研究者への支援」が掲げられおり、当財団の助成事業の基本方針となっています。
平成２３年に一般財団法人に移行した際は、目的を「医学及び医療に関する研究活動等を助成することにより、神奈川県内の医療水準の向上を図り、県民の健康を保持、増進することに寄与する」と定め、公益事業を拡大することになりました。
財団設立時から今日に至るまで約6億円の助成実績があり、横浜をはじめとした神奈川県の医療向上に寄与してきたと考えています。
さて、昨今は資源・エネルギー、環境など地球規模の問題が数多く指摘されています。くわえて、わが国では少子高齢化や社会保障問題、さらには新型コロナウイルス感染症などの新しい課題も重なり、早急なる対応が求められています。
当財団は、医学・医療の分野の研究や教育を支援して社会に貢献できればと願っております。
何卒、当財団の設立趣意にご賛同頂き、お力添えを賜れば幸甚に存じます。
一般財団法人 横浜総合医学振興財団　　理事長　後藤英司